あきたこまち(WEB販売米)
母にコシヒカリ、父に奥羽292号の子として生まれました。
「あきたこまち」は、モチモチとした粘りのある食感で、冷めてもご飯が硬くなりにくく、粒がそのまま残って美味しさもそのままでいただくことができるのが最大の特徴です。特に朝食や和食にマッチし、おにぎり、お弁当などはとてもおいしくいただくことができます。
やや小粒であっさりとした食味で、おかずの味を消さずに食べることができます。
是非、冷えたお弁当の艶をご覧ください!
最近は柔らかいお米が、主流となっていますが、好みのおかずや目的によって選ぶことが大切です。炊きたてはどんなお米でも美味しく、大差を感じません。しかし、一旦冷めてしまうとこの差は歴然としてきます。やわらかいお米はべちゃべちゃ感がでてきて艶がなくなります。しかし、このあきたこちは、冷めてももちもちして美味しく、子供のお弁当などには最適な品種となります。 特に、粒がしっかりしているので、玉子掛けご飯や納豆掛けご飯にとてもマッチし、おいしくいただけます。 |
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「高い食味値=おいしい」ではありません。 日本人は「産地のイメージ」や「食味値」にこだわる傾向にあり、食味値に表れない「甘み」「噛みごたえ」「香り」など、感覚に左右される部分を余り深く考えない人がいます。 食味値(注1)は、数値だけの「おいしさの目安」とはなり得ますが、実際の食感や嗜好は個人差があり、炊き方などで大きく変化します。 「魚沼産コシヒカリ」はこの食味値が飛び抜けて高いわけでもないのに、美味しいといわれるのは、各成分数値のバランスが良いからです。 しかし、コシヒカリだからといって、どこの地域で作っても同じ味、同じ食味値だとは言えません。 産地に適した気候や銘柄の個性が味に大きな影響ので、人の噂や評価ではなく、自分で好みのお米を探してみてください。 |
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(注1)食味値
近赤外線分析機で、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、食味方程式により食味値を出します。 同じお米を計測しても、使用する「食味計」の機種により数値に大きな開きが出ます。また、精米したお米の食味値を計測した場合、精米の方法によっても食味値は変動します。
この品種は、日本海側のように夏が暑く、かつ、秋の到来の早い寒暖の差が大きい気候に適した地域限定の品種(早生の晩)でありますが、 昨今はこの気候特性に合わない日本全国の地域でも生産されるため、品質にばらつきがでてきているのはあきたこまちファンとしてはとても残念に思っています。 当家では、あきたこまちの品質保持のため秋田県のうちでも特A評価を取っている県南地方の種子ほ場で栽培された種子を仕入れて毎年更新しています。 昨今の温暖化により秋田県と同等環境を再現できており、品種特性を損なわないように栽培していますので是非ご賞味ください。 |
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昔はどこの農家でも籾殻のついた状態でお米を貯蔵しておき、食べる直前で精米するのが一般的でしたが、現在では玄米状態で貯蔵されています。 これは、籾殻を取り除くことで3割程度の容積が減り、保管スペースの有効化ができることと、農産物検査などの条件から玄米化になってきています。 玄米化された時点から、酸化が少しずつ始まりますので、スーパーなどで販売されているお米は、たとえ玄米状態から精米されたばかりといえ、籾米から精米されるお米の鮮度にはかないません。 農家の飯米は、自分たちが食べる米として取り置きするお米のため、わざわざお金をかけて農産物検査は受けなくてもよく、籾殻のままでの貯蔵が実現しています。 しかし未検査米(※)といえど不良米という意味ではなく、れっきとした出荷しているお米と同じなのです |
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JAS法によると、新米とは、「生産された当該年の12月31日までに精米され、容器に入れて販売されるもの」をいいます。 つまり、収穫された年内に袋詰めされたものに限り、「新米」という表示が許されているということです。 そのため、店頭で新米と表示された米が売られるのは、翌年の年初か、せいぜい春までとなります。 これは玄米で流通している米が酸化をして水分量が落ちてくるタイミングと思われ、その意味で籾貯蔵は、新米とは表示できないものの、新米と同じ一定の水分が常に保持されています。 |
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